ねこと、手をつなごう。

「ねこと人間のしあわせな共生」をさまざまな角度から考えて行くブログです。

糖尿病になった猫&虐待にあった猫と暮らす私(pancia)が、 「猫と人がともにしあわせに暮らす」日々のために できることを探し、発信していくブログです。

人生初の猫ボランティア。東京キャットガーディアンで「ねこ活」してきました!

生まれて初のボランティアで小心者の私はかなりドキドキ

5月22日に東京キャットガーディアン(豊島区大塚)で生まれて初めてのボランティア体験をしてきました。22日はねこの日ということで、東京キャットガーディアンでは毎月22日にねこ活として「1日ボランティア」を受け入れているということです。 

★東京キャットガーディアン(2008年から活動している、保護猫活動にかけては老舗に入ると思われるNPO法人。メディアにも数多く露出し、代表の山本葉子さんは「猫を助ける仕事」という本も出されているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。世の中が「猫ブーム」だの「ネコノミクス」だのと騒ぎ出す以前から、猫を助けるための先進的な取り組みをさまざまな形で行っている団体です。少しでもご興味がありましたら、ぜひ下記ホームページをのぞいてみてください。ボランティアスタッフさんのお一人が描かれている猫シェルターの漫画がとてもかわいくて楽しいのでオススメです!

http://www.tokyocatguardian.org/

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東京キャットガーディアン代表、山本葉子さんの著書「猫を助ける仕事」

本の中では著者が実際に猫の保護活動を通じて出遭った「悲喜こもごものエピソード」を、平易で読みやすい文体で紹介しています。「足りないのは愛情ではなくシステム」だと考える著者は、多彩なアイディアで画期的なシステムを生み出し、実際にたくさんの猫たちを救っています。私は以前読んだこの本をきっかけに、いずれ東京キャットガーディアンを訪れてみよう、そして猫ボランティアに参加してみようと思っていました。この本は普段あまり本を読まない方でも、猫好きさんならぐいぐい引き込まれてすぐに読み終わってしまうでしょう。保護活動や殺処分の問題を知るきっかけとして、動物を愛する全ての方にオススメです。

 

実は人生初ボランティアということで、思い切って申し込んでみたものの、結構緊張しながら当日を迎えました。ボランティア活動というと、かなり慈愛に溢れた一部の人が行うことのような、なんだか高尚でハードルが高いイメージもあり…また、濃ゆ〜い猫オタクの人だけが集まるような、入り込む隙のないマニアックな会だったらどうしようなどと、少々斜め気味の勝手な妄想も入りつつ(大変失礼、すみません)…。私は東京キャットガーディアンの保護猫カフェに伺うのも初めてだったので、もし迷っても大丈夫なように、早めに集合場所(1階店舗前)付近へ到着しました。JR大塚駅から徒歩3分くらいでほど近く「かなり時間が余っちゃったなぁ」と思っていると…

 

集合場所に指定されたところへ行ってみると店がない!?

ホームページの情報だと、1階は店舗でその上に事務所、5階が猫たちがいるシェルターということだったのですが、ビルの名前はあっているのに店がない…?

しばらく周辺をうろうろしてしまったのですが、なんのことはない、私がお店の入り口を見逃しているだけでした。1階はいわゆる本当に「リサイクルショップ」の様相を呈していたので、「猫カフェ」のイメージしか頭になかった私の両目は、自己主張している「リサイクルショップの"のぼり"」がはためいていたので、思いっきりスルーしていたのでした。思い込みって恐ろしい…

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東京キャットガーディアン1階のショップ入り口はこちら。「店がない!?」と動揺していたのか写真を撮り忘れたため、Googleさんから拝借。

 

猫カフェの営業は5階で行っています。1階に猫はいません。普通にリサイクルショップなので、「猫、猫、猫、ねこ〜」しか頭にないと見逃します(ぬけてる私だけ??)。行かれる際は気をつけてください。

中に入ってみると所狭しと商品が並んでいてリサイクルショップに間違いないのですが、商品をよくみると一部をのぞき「猫にまつわるもの」「猫用品のリサイクルショップ」なのです。リサイクル品・訳あり品ということで、かなりお買い得なものがたくさんあり、宝探し感覚で楽しめます。猫飼いさんなら何かしら必要なものが売っていると思います。こちらの店舗の商品を購入することも、猫助けにつながりますので、行かれた際はぜひのぞいてみてはいかがでしょう。

 

1階の集合場所へ、無事に約束の時間までにたどり着くとすでにカップルの先客さんがいました。二人して猫好きさんで一緒にボランティアに来られるなんて楽しそうだなぁと思っていると、キャットガーディアンのスタッフさん(女性)と、他に女性3名がやってきて、1日体験ボランティアについての注意事項を説明してくださいました。「それでは、5階へご案内します」ドキドキしながらスタッフさんの後をついていきます。

 

そしてやっと、いよいよ5階で猫さんたちとご対面!

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窓が大きく開放感あふれる5階のスカイシェルター。窓の外を眺めるのが大好きな猫さんたちにぴったりのつくりですね。この日いた子たちのどの子も、本当に可愛らしい猫さんばかりでした。1日も早く、素敵な家族に会えますように!

 

私たちボランティアに与えられたお仕事は、猫たちのケージの掃除に使用するタオル(ぞうきん)を指定された大きさに切ることでした。タオルは感染症予防のため、使い捨てにするのだそうです。かなり大量のタオルをみんなで黙々と切っていくのですが、なんとこれらを1日で使い切ってしまうとのことで驚きました。

単純作業なので初めてでも問題なくできますが、猫たちの健康に関わる重要なお仕事です。(出来上がったミニぞうきんは、45リットルのゴミ袋数袋分にもなっていましたよ)こちらの大塚シェルターだけで100匹くらいの保護猫さんがいるとのこと。

この話を伺って、保護猫カフェの運営とは想像以上に大変なのだろうなと感じました。人手もお金もいくらあっても足りないのではないでしょうか。毎日掃除をされているスタッフさん、ボランティアさんには本当に頭が下がります。

 

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目の前に積まれたタオルの山を黙々ときざみ続ける人間たちをよそに、ここにもお邪魔妖怪が出現。

いや、もしかしたらこの子は手伝おうとしてくれているのかもしれません。気持ちだけありがたくいただきます(笑)。この後スタッフさんが、大きなプラスチックの衣装ケースの引き出しに、小さく切られたぞうきんを隙間なく並べていくと、この子は見事に中に入り込んでかき乱しておりました。猫好きの集団はニャンがうろうろしてジャマしてくると大喜び。この子いい仕事するなぁ(笑)。猫は場を和ませる達人(達猫?)ですね。こんな感じで初対面の猫好きさんたちはすぐにうちとけて、和やかな雰囲気で楽しくぞうきんづくりに励んだのでした。

 

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ちなみにこのお邪魔猫さんの横で、以前にもこのボランティアに参加したことがあるという経験者の女性お二人が「子猫用の猫トイレをつくる」というミッションを受け、子猫用ウェットフードの外箱を切り開いたものを上手に貼り合わせ、透明テープでコーティングされていました。こんなものまで作っているとはこれにも驚きました。 今子猫さんがたくさんいる時期だからトイレもいくつあっても足りないのでしょうね。

 

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この日集まったメンバーは、この後男性1名が加わり、女性7名、男性4名の合計11名。こんな風に丸い輪になってみんな真剣に作業しています。年齢も性別も立場も違う人たちが、唯一「猫を助けたい」という気持ちを同じくして集まった一度限りの稀有な空間です。ブログに掲載するためのお写真を撮らせていただくことを、みなさん快諾してくださいました。ありがとうございます!

 

猫好きでよかったと感じた、一期一会の素晴らしい場

この日キャットガーディアンスタッフとして対応してくださった柔和な印象の女性は、このお店が開店した頃からボランティアスタッフとしてこの仕事に携わっているそうで、とてもキビキビと段取りしながら、次から次へと興味深い保護猫ウラ話を聞かせてくださいました。

ボランティア参加者の方々は、みなさんとても気さくな方たちばかりで、私と同じくおひとりで来られている方の他に、カップルさんや親子で参加されている微笑ましい方たちもいらっしゃいました。近しい人と一緒にボランティア活動ができるというのは、素敵な関係だなぁと憧れます。

たまたまのご縁でこの日集まったみなさん。就職したら初めての猫を飼いたいと、寮を出るその日を心待ちにしている大学生、定年後に「猫カフェを開きたい」と夢を語るサラリーマン男性…それぞれ立場は違えど「猫を愛する想い」はどの方もとても強く、猫への熱い気持ちを語る彼・彼女らの顔は明るく、目はキラキラと輝いていました。もっとたくさんお話しを聴いてみたいと後ろ髪を引かれながら「またどこかでお会いしましょう」とあいさつしてみなさんと別れ、東京キャットガーディアンを後にしました。

 

行く前はかなりドキドキだった初の猫ボランティア活動でしたが、帰り道の足取りは軽く、単純な私は「猫っていいなぁ、猫好きでよかったなぁ。早く帰ってうちのニャンたちに会おう」と清々しい気分で帰宅しました。

私は、興味を持っていた保護猫カフェを実際に垣間見ることができたことに加え、志を同じくする人たちがたくさんいると知って、とても心強く感じました。お金で買うことのできない貴重な体験をさせていただき、実り多い一日となりました。

私と同じように「ボランティア」に敷居の高さを感じていた人こそ、こうした短時間の体験ボランティアをちょこっとのぞいてみるといいかもしれません。

 

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案の定、帰るなり玄関でかなりの勢いで匂いを嗅がれましたよ…。いいじゃん、ちょっとくらい、他のねこさんと仲良くしたって。だってさわりたいんだよ。(ダメンズみたいな言い訳をする私)

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「ニオうにゃ!これは他のねこのニオイにゃ!!」

 

我が家のお邪魔妖怪ねこムスメ。

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今日のGoogleさんが選んだお気に入りの一枚はこれ。また勝手に加工してくれたので貼ってみる。お邪魔妖怪パンナさんはかなりしつこく入念に自分の匂いをすりつけておりました。シアンはすぐに興味をなくしていましたが、パンナは気になる様子。「浮気は許さにゃい!!」らしいです。